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無添加石鹸と言う安全な化学物質

2013/03/30 07:04

カテゴリー:プロダクト

先日無添加石鹸と言う石鹸を見かけて少し疑問を覚えたので紹介しようと思う。(無添加石鹸が何かについてはリンク先参照、今人気の商品、成分や製法など様々な情報がまとまっていました。)曰く、無添加石鹸は化学物質などを使っていないため肌に優しく、健康に良いと言う触れ込みのようではあるが、そもそも石鹸自体が化学物質である事が忘れられているようだ。この矛盾が私の中でひっかかったのと同時に、世の中はなんとも不思議なもので、こんなにも情報が溢れているにも関わらず、正確な情報と言うのは少ない上に、消費者も情報の正確性よりもイメージを重視するのだなと思ったのである。

石鹸と言うものは、石鹸と言う物質が地中に埋まっている訳でもなく、植物から採れるわけでもない。そんな事は周知の事実だと思われるが、では無添加石鹸は何から出来ているかと言う質問に答えられる方は少ないと思う。石鹸とは「油脂」に対して「水酸化ナトリウム」もしくは「水酸化カリウム」を付加し混ぜて固めたものである。前者は固形石鹸となり、後者は液体石鹸となる。つまり化学反応によって生まれる物質であり、立派な化学物質である事は改めて言うまでもない。

ではなぜ無添加石鹸が天然物質であるかの如く扱われているかと言うと、ここからは私の推測になるが、「洗剤」と言うものが存在する事が1つの要因であると考えられる。洗剤もまた紛れもなく化学物質で、その洗浄力や安全性の研究は日々行われているが、一昔前は安全性の低い洗剤の影響で下水や川が泡立ってしまうなどの環境被害が出た。しかし無添加石鹸はそんな事はなく環境にとても優しい成分・構造になっている。

つまり無添加石鹸は人類が長年利用して来た上で安全性が保障されている(少なくとも記録に残されている歴史上大きな被害が出ていない)物質と言う事から安全=天然と言うイメージが付いたのではないかと考えられる。無添加石鹸は結果的には安全な物質ではあるので、天然の物質なのか化学物資なのか問うてもあまり意味がない上に、天然の中でも精製は可能である事から、その辺りはあまり言及されていないのだろう。

そんなこんなで、普段はボディーソープ(液体石鹸)を利用している私も、久々にThe石鹸を利用したくなり、四角い固形の無添加石鹸を買ってきた。人間とは単純なもので、世代のせいもあるが石鹸と言えばこの四角い物体のイメージが色濃い。

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